こんな疑問を解消します
この記事の内容
- ボールを増やすにはクローンブロックを使う
- クローンブロックとは?
- クローンブロックを使った場合と、使わなかった場合の比較
- 子供が作ったサンプルプログラム公開
前回、ボールから逃げるプログラムでボールをゆらゆらランダムに動かし逃げにくくしましたが、今回はさらにウネウネしたボールを増やして行きます
Scratch(スクラッチ)の記事はこちら!
☑ プログラミングをもっと学びたい!子供にやらせてあげたい!でもスクールってどんあのあるの?
クローンブロックとは?
クローンブロックとは、自分の分身を作り出すブロックです
「クローンされたとき」「○○○のクローンを作る」を一緒に使います
クローンブロックを使うことで以下のようなことができます
- ボールから逃げるゲームでボールを増やす
- シューティングゲームで打ち出す球をたくさん出せる
- 敵を出し続けることができる
特にシューティングゲームで球を打ち出す場合、100発、200発と打ち出していきますよね
そのとき、スプライトを200個作るというのは現実的ではありません
クローンブロックを使うことでプログラムの簡略化ができます
今回はボールの分身を作り出し、ボールを増やします
クローンブロックの詳細は Scratch Wiki をご参照ください
ここからの説明では、クローンを使った場合と使わない場合で比べます
クローンを使わないプログラム
ボールを増やすにはどうすればよいでしょう?
簡単なのは、増やしたい数のスプライトを作り、以下のプログラムを全てコピーする方法です
しかし、このやり方だとボールを10個増やしたいときは、スプライトを10個作りその中にプログラムをコピーしていきます
スプライトが10個の場合はまだ頑張れるかもしれないですが、100個、200個作りたいゲームの場合は、プログラムが煩雑になりますね
というか、ほぼ無理ですね
その煩雑さを防ぐためにクローンブロックを使います
クローンブロックを使ったプログラム
これはボールのプログラム(クローン使用)です
このプログラムでは
- 旗が押されたとき
- 自分自身(ボール)のクローンをつくり
- 「クローンされたとき」の処理が行われます
クローンブロックを使わなかった場合は、複数のスプライトが必要でした
クローンブロックを使うと、ボールのスプライトの中に
- クローンを作る処理
- クローンされたときの処理
を書くことで、スプライトが1つですみます
便利ですね
【Scratch】ボールを増やすには?クローンブロックを使おう!まとめ
クローンブロックとは、自分の分身を作り出すブロックで、クローンブロックを使うことで以下のようなことができます
- ボールから逃げるゲームでボールを増やす
- シューティングゲームで打ち出す球をたくさん出せる
- 敵を出し続けることができる
クローンはとても使いやすいブロックなので、ぜひ使ってみてください
お友達に教えれば人気者になるかも!?
以下にサンプルプログラムを用意しています
ぜひご活用ください
Scratch(スクラッチ)の記事はこちら!
☑ プログラミングをもっと学びたい!子供にやらせてあげたい!でもスクールってどんあのあるの?