お子さんがプログラミングをやりたいと言ってきたとき、「プログラミングをやりたいっていうなんてすごい!」と嬉しい反面、
- プログラミングをやりたいって何から始めればいいの?
- 独学でもいいの?無料でできないかな…
- 親の知識はないから不安…
と戸惑いますよね
そんなあなたに、この記事では以下の疑問を解消します
- 学校などで教えられていない親がプログラミングをサポートできるか?
- 無料アプリでことたりるのか?
- スクールを検討するタイミングは?
この記事の内容
- 子供のプログラミングは独学でできるか?可能だが条件がある
- 【子供向け】独学のプログラミングにおすすめ無料アプリ3選
- お子さんのつまづきをどうしても解決してあげられない場合スクールも検討
この記事を読めば、子供のプログラミング学習を独学が可能か、どのようにやれば良いかわかります。また、スクールを検討するタイミングもわかります
プログラミングをもっと学びたい!子供にやらせてあげたい!でもスクールってどんなのあるの?
子供の初めてのプログラミング学習は独学でできるか?可能だが条件がある
①パソコンを持っているか
プログラミング学習をする場合、大多数の人はYoutubeやサイトなどを参考にしながらプログラムを組んでいくかと思います
その時、タブレットでもできなくはないですが、以下の理由で学習効率が落ちます
- タブレット画面が小さい
- アイコンが見切れる場合がある
- 文字を入力しずらい
パソコンであれば、画面を左と右で分けることもできますが、タブレット1回1回画面を切り替えてやるのは時間効率が悪いです
最初は親のパソコンを使わせてあげてやると思いますが、子供は思いもよらない使い方をするので危険です
②Scratch(スクラッチ)などをやる場合、子供がパソコンの操作ができるか
- パソコンの起動・パソコンの停止
- サインイン・サインアウト
- スクラッチ(Scratch)サイトにログイン・ログアウト
- 文字の打ち方
- マウスの使い方
③子供が分からないときに、子供自身か親が解決できるか
プログラミングをしていて一番困るのはここです
お子さんはクリエイティブがすごいので、「いろいろやってみたい!」と作成ははかどります
しかし、プログラムですので緻密に組まなければプログラムは動きません
この場合、
- どこが間違っているか当たりを付けて原因を推測
- Googleなどの検索エンジンを使って事例を見つける
- 事例をもとにプログラムを修正
といったトラブルシューティングが必須となります
この3つの条件をクリアできるのであれば独学も難しくありません
③が一番難しいですが、やってみなければお子さん自信がどれだけ自己解決できるかわからないので、やってみましょう
【子供向け】独学のプログラミングにおすすめ無料アプリ3選
ここからは実際に筆者の子供が使って学習してきた無料プログラミングアプリを紹介します
無料アプリなんて本当に大丈夫?と思った方!大丈夫です!
- ビスケット(Viscuit)やスクラッチ(Scratch)は小学校のプログラミング教育でも使用されることが決まっている
- ロブロックススタジオ(RobloxStudio)で使用されている Luaスクリプト言語は、ドラゴンクエストX、ファイナルファンタジー14などお馴染みのゲームで現場でも使用されている
- ユニティ(Unity)はプロのゲームプログラマーが使用しており、作れるようになればストアにリリースして売ることもできる無料プラットフォーム
①ビスケット(Viscuit)【幼児向け】
Viscuit(ビスケット)は メガネという仕組みたった1つだけで、単純なプログラムからとても複雑なプログラムまで作ることができるとても簡単なプログラミング言語です
言葉を使わないプログラミング言語なので幼児・未就園児におすすめ!
親御さんがイメージしている物とは違うかもしれませんが、「論理的に道筋を立てて機械にわかるように命令する」という意味では、どんなプログラム言語も同じです
上記画像は、筆者の子供が作った「魚が左に泳いでいく」というプログラムです
以下の3ステップで簡単にできます
- 魚の絵を書く
- メガネに入れる
- 魚をずらす
筆者の子供は主に4歳(幼児)から小学校に入るまでこれで遊び、シューティングゲームを作るまでになりました
直感的に操作できるのでお絵かきが好きなお子さんで、入門という意味では良いでしょう
ただ、プログラミングの基礎の順次処理、繰り返し処理などが明示的にわかるようになっていないので、実際にコードプログラミングに移行した時に何の基礎もできていないということになります
もしお子さんに明確なやりたいことができた場合は、速やかにそれに必要な言語の学習に移った方が良いでしょう
絵を書くのが楽しかったし、メガネに入れて絵をずらすだけでいいので簡単だった(^^)
②スクラッチ(Scratch)【小学生・低学年向け】
お子さんが小学生であれば、ビスケット(Viscuit)は飛ばしてスクラッチ(Scratch)からやりましょう
Scratch(スクラッチ)とは?
- Scratch財団がマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ ライフロングキンダーガーデングループ(MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)と共同開発した
- 8〜16歳のユーザーをメインターゲットにすえた無料の教育プログラミング言語及びその開発環境
このようにブロックを組み立ててプログラムを組んでいくので、お子さんが直感的に操作できます
- かわいらしいブロックでわかりやすい
- 直感的に組み立てられて簡単
- 作ったプログラムが正常に動くかすぐに確認することができる
上記理由からスクラッチ(Scratch)はおすすめのアプリです
③ ロブロックススタジオ(RobloxStudio)【小学生・高学年向け】
スクラッチ(Scratch)である程度ゲームが作れるようになったら、ロブロックススタジオをやりましょう
ロブロックススタジオ(RobloxStudio)はロブロックス(ROBLOX)というオンラインプラットフォームの中で使えるゲームを作るアプリです
ロブロックス(ROBLOX)は全世界で月間で2億人以上のアクティブユーザがおり大人気のオンラインゲームプラットフォームで、ゲーム版Youtubeとも呼ばれています
難しいんじゃないの?と思ったけど、マインクラフトのように色々な物体を組み合わせてノーコードでもある程度作れるようになっていて簡単だね
好きなステージを選ぶ→物体を組み合わせる→Playボタンですぐ遊べる
アバターも勝手に作成されて、カスタマイズもできるのね!
小学生におすすめのアプリね!
ロブロックス(ROBLOX)というゲームがあるのではなく、登録したユーザが制作者となりゲームを制作し公開、それをユーザで遊ぶという、プラットフォームを提供しているのがロブロックス(ROBLOX)です
- レゴに似ているキャラクターを自分のアバターに設定できる
- 3Dの世界で数えきれないほどのゲームを遊べる
- 制作したゲームの中で服を制作、販売し、その売上を実際の現金に換金できる
メタバース(仮想空間)という言葉を知っていますか?
ロブロックス(ROBLOX)はメタバース(仮想空間)の中で、友達と遊んだり、チャットしたり、ゲームを作ったりする、まさに、「次世代」「最先端」を感じさせるプラットフォームですね!
ロブロックス(ROBLOX)の説明が長くなりましたが、そのメタバース(仮想空間)を作るために必要なアプリがロブロックススタジオ(RobloxStudio)です
【中学生・高校生】Unity(ユニティ)【コードプログラミング】
Unity(ユニティ)とは無料で2Dの横スクロールゲームから3Dゲームまで幅広く作れるツールで、制作したものは iPhone、Androidスマホ、PCゲームなどにリリースすることができます
今の時代だと、有料でストアにリリースするのではなく、無料でリリースし、広告収入や内部課金などで稼ぐ形になります
私たちがスマホでやっているいわゆるソシャゲー(ソーシャルゲーム)というものですね
正直、Unityは難しいので、「本気でゲームプログラミングをやりたい、ストアにリリースしたい、ゲームプログラマーになりたい」というお子さんにおすすめです
親では無理ならプログラミングスクールや通信教材を検討
ここまで読んで、「親だけではできないかも…」と思った方はてっとりばやくプログラミングスクールにお願いするのも手です
プログラミングスクールでは「とりあえずマウスを動かしてクリックさえできれば大丈夫」というところもあります
パソコンの起動などができれば、プログラミングスクールから無料体験前の設定資料をもらえたりのお手伝いやサポートを受けて、オンラインで学習することができます
そのようなプログラミングスクールを選べば、共働きが多い中、忙しい親御さんが時間を割いて悩んで教えてあげるより、お金を払ってプロに任せてしまう方が簡単です
以下にオンラインプログラミングスクール5選+通信教材の比較をまとめたので、参考までにご参照ください
本記事で紹介したプログラミングアプリを使ったプログラミングスクールがあるので、すでに始めてしまったけどつまづいてしまってきちんと習いたいというニーズにも対応しています
- Scratch(スクラッチ)
- ROBLOX(ロブロックス)
- Unity(ユニティ)
☑ プログラミングをもっと学びたい!子供にやらせてあげたい!でもスクールってどんなのあるの?
☑ プログラミングに詳しい友達、知人、親戚などがいて、聞ける人がいればすぐに解決する場合がある
☑ 逆に言うと、プログラミングをやったことがある人がいれば5分で解決することが、一週間たっても分からない場合も多々ある
☑ でもどうしてもいない場合は、お子さん自身か親ががんばりましょう